-動きの中で骨格を整え、内臓や運動機能を改善することが可能なエクササイズです!-
1900年初頭、ドイツ人の看護師ジョゼフ・H・ピラティスによって考案され、負傷兵達がベッドの上でできるリハビリとして開発されました。ヨガと比較すると歴史は浅いのですが、ヨガや武術、体操や座禅などの要素も取り入れ、動きの中で身体を改善していくため、日頃の癖による身体の歪みを正し、姿勢改善、ボディラインが変わるメソッドとして、性別年齢を問わずどなたにも有効です。
関節や筋肉に負担をかけることなく、体の奥にあるインナーマッスルから表層にあるアウターマッスルまで、左右のバランスを整えながら全体的に鍛えることが可能です。呼吸法を重視し、自然に心と体の内側に働きかけるピラティスは、生理・解剖学をベースに構築したものであり、理論的なムーブメントと言えます。脊柱を引き伸ばし、筋肉の弾力性と関節の柔軟性を高めることから、怪我のリスクを大幅に軽減させることが可能です。
2000年以降、アメリカをはじめとする欧米で、ゴルファーやアスリート、セレブなど美を追求する女性を中心に人気に火がつき、その後日本に伝わり、医療業界においても注目されているのです。